製本・加工
製本とは、印刷された紙または白紙を接着剤・針金・糸・リング等で綴じて表紙をつけ本の形にすることです。
製品化の最終工程となる製本・加工も自社設備にてシームレスに短納期で仕上げます。
製本
中トジ | 背の中央に針金を通して綴じる綴じ方です。「針金トジ」ともいわれます。64ページぐらいまでの報告書・書籍に向いています。 |
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無線トジ(くるみ製本) | 糸や針金を用いずに背の部分を糊で固め、表紙をくるめて綴じる製本方式です。200ページぐらいまでの書籍に向いています。 |
アジロトジ | 無線トジ(くるみ製本)の中に分類されますが、背の接着強度がさらに強くなります。無線トジよりも丈夫で長持ちします。 |
ホッチキス製本 | ホチキスで綴じた、簡易な製本方式です。 ページ数の少ない企画書や社内資料など、簡易な資料を作る際にオススメです。 |
上製本 | 高級感溢れるハードカバーでの製本方式です。 強度が高いのでずっと長持ちさせたい記念誌や自費出版本、研究論文集、写真集に最適です。表紙に箔押しをすると、記念誌や論文集に重量感をもたせることができます。 |
折り加工
二つ折り | 中央で二つに折る最も基本的な折り方です。 |
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巻き三つ折り | 三つに分けた部分の1面を内側に入れる折りです。 |
外三つ折り | 三つに分けた部分をZ字型にする折りです。「Z折り」ともいいます。 |
観音折り | 紙をおよそ4等分にして、外側の部分を内側に折り込み、中央でさらに内側に1回折る折りです。 |
その他加工
穴あけ加工 | 紙に穴を開ける加工です。穴を開けることでファイルや冊子を綴じることができます。2つ穴、4つ穴に対応しています。 |
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ミシン目加工 | ページに部分的な切り離し用のミシン目を加える加工です。 手でかんたんに切り離すことができるので、振り込み用紙や割引券、チケットなどの作成にご利用いただけます。 |
PP加工 | ポリプロピレン(Poly-Propylene)加工のことです。 印刷された紙にフィルム(Poly-Propylene Film)を圧着させます。雑誌・カタログの表紙や書籍カバーなどで使用される場合が多く、フィルムを貼ることで表面の保護や光沢感の向上などを目的に行います。 ツヤ・光沢を出す仕上がりになる「クリアPPフィルム」と、ツヤ消しの仕上がりになる「マットPPフィルム」があります。 |
ニス引き加工 | 表紙やカバーなどに光沢を付けるために、表面に透明な樹脂液を塗ることができます。汚れや退色を防ぎ、耐久性を高める効果もあります。記名欄等、部分的にニス引きを行わない箇所を設けることができます。 |